2010年7月21日水曜日

当ヤマモトギャラリーにて

めったにブログを更新しておりませんが、
ツイッターと連動してお知らせなどは告知して行きます・・・。



早速ですが、7月25日までヤマモトのギャラリーにて、京都市立芸術大学日本画学科の大学院生による作品展を開催しております。

新たな試みのこの作品展は院2回生2人と川嶋渉先生による授業の一環もかねたような3人展です。
作家として発表の体験をプロである先生と同じ目線で作り上げてゆくもので、生徒さんはかなりハードなものだっただろうと察します。
川嶋先生もこの試みに学生がしっかり仕上てくれるのか不安視されていたことでしょう。
私もいつもの大学生現役のグループ展としか考えていなかった。

ところが思いを裏切られた。(良い意味で!)

画廊内ら溢れるほど二人とも沢山描きあげていて、短時間でよくここまでもって来れた事は個人的に驚いております。
中でも画廊奥スペースの壁面に展示された絵はヤマモトギャラリー史上最大で圧巻!まるで壁にペイントしてあるのかと間違えるほどほぼ全壁面・絵!

絵の内容の良し悪し・好き嫌いは人によって感じるものは違うでしょう。
作家のタマゴなので、これから沢山描いて色々変化してゆくでしょう。
ただ今回の展覧会をエネルギッシュに立ち向かった結果に拍手したい。

この経験を可能性の一つの糧にして下さい!!

ヤマモトギャラリー
〒604-8091京都市中京区寺町通り姉小路東入ル北側
http://www.framing-y.com/access/


2010年7月9日金曜日

額縁という言葉

この仕事を長年(代々)しているけども、恥ずかしながら額縁の言葉の意味・語源なんてモノを調べた事がない。

知らなくても差し支えなく仕事できているんで、どうでもいいんですが・・・。
でも気まぐれに、軽くPCでウィキペディアで調べたら・・・
語源は、 「額(ひたい)」の「縁(ふち)」から来るものと考えられる。・・って??そのままかい~!

しょーもないなぁ~~と自身の想像力の無さで
語源ネタは終止符を打つ所だった。

でもツィッターでその事語れば、お世話になっている画家さんから素敵なコメント。


「額(ひたい)とは、顔って事かな。じゃあ縁は髪の毛?髪の毛は重要ですよね。(丸刈りもさっぱりしてていいけど。)私のセットも宜しくお願いします〜。」
やって!

何だか、くすぐったぃ嬉しいコメント。

俺って絵(作品)のヘアーデザイナー!みたいなもの?

いや、浮かれるんじゃなく、それくらい重要な役割って事かな。

額縁か~
悪くない言葉に思えた。

でも「樂縁普及発表会」という題字の「樂」は
古き楽しきものであってほしいので、あえて「樂縁」と書かせていただきます。